世の中はあらゆるものがデジタル化され、そのデータを元にDX(デジタルトランスフォーメーション）する方向へと進んでおります。そのため、データを用いた確度・精度の高い事業への転換やビジネスモデルの確立は、これからの時代の根本的な動きになると予想されます。こうしたデジタル化を推進するための技術の一つがIoT（Internet of Things）です。

授業では、アナログ情報をデジタルに変換し、相互に接続する「IoTの仕組み」を、実践的なセンサー技術を通じて学びます。

また、ビジュアルプログラミングツールによって、従来必要だったコーディングするための言語知識は、ツールを利用することで本質である「動かす」という事へ注力できるようになりました。そこで本授業では、ビジュアルプログラミングツールの活用により、従来型のコーディング知識を超えて直感的にデバイス「動かす」方法に焦点を当てます。具体的には、Node-REDを用いた実践的なトレーニングを通じて、IoT導入における実際の課題に対処する方法を学びます。

授業の終盤には、IoTを用いた課題解決の為のプランニングを行い、形にする為の力を身につけます。

授業を通じて、DX推進の最前線で活躍し、世界の様々な課題解決に取り組むエンジニアへと成長してほしいと考えております。